毎年、不思議*枇杷の花 vol.336
枇杷の花の便りが田舎の一軒家さんから届きました
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もう数回描いているのだけれど、実と花のイメージが
未だにどういうわけか繋がらない
子どもの頃、家の庭に1回の屋根を越すほどの大きな枇杷の木があった
毎年、たくさんの実をつけたのは良く覚えているけれど
花の記憶は全くない
桃、柿、葡萄の木もあったのに
やはり、花の記憶がない
あの頃は、都会でもどの家にも庭があり
季節ごとに花が咲き実を付けていたのに
花に気付こうともせずに生きていた自分が今になって
情けない
当たり前と思っていたことが
当たり前ではなくなってしまうこと
平凡な毎日が来る日も来る日も来てくれることのありがたさ
今年のコロナ禍で私が一番学んだことかもしれない