高塚由子 の 水彩画 魔法の筆

風景 花 野菜 果物 魚 動物といろいろな 水彩画 イラスト ずっと描いて来ました これからも描き続ける 魔法の筆 高塚由子 のブログです

お問い合わせ / 水彩画一覧 / 魔法の筆 PROFILE /

子どもの頃は知らなかった花*vol.279

まだ、子どもだった頃、家の柿の木に実がなったことがあった
桃栗3年柿八年
八年という月日は当時の私には宇宙にいくほどの遠い時間だった


やっと実ったほんの数個の柿のみ
うれしかった


祖母の「どうせ渋柿だよ」
という言葉には耳もかさず、柿を食べてみた


口の中いっぱいにまとわりつくように広がる嫌な感覚
その時、初めて渋いという言葉の意味を知った


柿に花が咲くことを気づきもしなかった
遠い秋の思い出



田舎の一件家さんの柿は食べてよし、干し柿にしてよしの優れものです





仕事絵,高塚由子の水彩画,馬鈴薯の花,野菜の花,じゃがいも素材,Yoshiko Takatsuka,watercolor

Copyright © Yoshiko Takatsuka. All rights Reserved. 無断転載を禁止致します

×

非ログインユーザーとして返信する