高塚由子 の 水彩画 魔法の筆

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王子さま、ごろごろ*馬鈴薯 vol.281

以前にも書いたけれど
我が家は代々、じゃがいもは
じゃがいも王子とよんでいます
そして人参が人参お姫さま


何にでも名前を付けて呼ぶのが好きな家系のようです


王子さまだからでは無いのですが
魔法の筆は芋類大好き人間です


里芋、さつまいも、長芋、
とにかくお芋大好き


田舎の一軒家さんの馬鈴薯は
王子さまの名にふさわしい品の良さを感じさせてくれます


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想定外*栗の花 vol.280

私は三姉妹
10月生まれだった長女に毎年お誕生日が近づくと
遠い親戚からみかん箱いっぱいの栗が送られてきた。


茹でて、包丁で二つに割って
スプーンでほじくっては毎日のように食べた
秋の楽しみなおやつだった


雄花と雌花があって、美味しい栗の実が出来ること
なんて考えもせずに食べていた


どのような過程を経て、イガイガの中で栗が育っていくのか
未だに謎です


田舎の一軒家さんの栗林はこちらから↓


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子どもの頃は知らなかった花*vol.279

まだ、子どもだった頃、家の柿の木に実がなったことがあった
桃栗3年柿八年
八年という月日は当時の私には宇宙にいくほどの遠い時間だった


やっと実ったほんの数個の柿のみ
うれしかった


祖母の「どうせ渋柿だよ」
という言葉には耳もかさず、柿を食べてみた


口の中いっぱいにまとわりつくように広がる嫌な感覚
その時、初めて渋いという言葉の意味を知った


柿に花が咲くことを気づきもしなかった
遠い秋の思い出



田舎の一件家さんの柿は食べてよし、干し柿にしてよしの優れものです





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